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TSRA東海ジムカーナ第3戦レポート

主　　催：ＴＳＲＡ
会場提供：ダイイチ自動車学校
協　　賛：ホンダサービス松本
撮　　影：田中　巧、西村徹哉
文　　　：伊藤章訓

1999年10月10日(日)に、豊橋市のダイイチ自動車学校において開催された東海ジ
ムカーナ第3戦をレポートします。

そう10月10目は体育の日!　えっ?　何が関係あるのかって?　ジムカーナは自分
のバイクで参加できる運動会のようなものなのです。自分のバイクでの参加だか
ら参加者の数だけバイクにも個性があります。オン・オフはもちろん排気量も
5ccから1300ccでそりゃもうじつにさまざま。中には惜しみ無くお金をつぎ込ん
だ「ジム車」もちらほら。

今回の会場となったダイイチ自動車学校は日本のちょうど真ん中辺りという立地
条件と東海地区でもトップクラスの敷地面積と路面状態の良さで、毎年金国から
キワ者達が続々と集まる大会としてすっかり定着しました。今年も関東・四国・
九州からの遠征組みを含むなんと総勢153名ものエントリーにびっくり!(最終出
走数は136名)　私は前日に新品タイヤに交換し、かつ皮剥きも終了。万全の体制
で当日に望みました。

気持ちよく晴れた当目、朝早くに会場へ着くと既にトランポ軍団が開場を時遅し
と待っていました。開場と同時に校内へなだれ込み、早速会場やコースの設営開
始です。TSRAのジムカーナでは参加者全員が必ず何らかの仕事を持っています。
大会を全員で造って盛り上げようという考えだからです。

準備が整い早速開会式が始まりました。気になるコースの発表はこの時にありま
すが、私は昨年の２．５ｍ間隔の超狭ピッチのスラロームに泣いた思い出が脳裏
をよぎりました。でも今年は大丈夫のようです。

今回のコースの見所がつ最大の山場は、スタート直後でした。
さあ皆さんと一緒にスタートしましょう。スターターのＧＯサインを受けて勢い
よくダッシュ!!約５ｍ直進し2本のパイロンを抜けて右小旋回。同じパイロンを
戻って今度は左小旋回しますが、こいつがクセ者。ちょっとライン取りを誤ると
目の前にある生け垣に突っ込んでしまう設定です。ベテランの選手はバシッと足
着きターンを決めて観客を沸かせてくれますが、私は転ばないようにソロリソロ
リと何とかクリアー!（事務局註：ウソで〜す。これでもかと言うくらいのスム
ーズなタイトターンでした！）なんて意地悪なコース設定だろうと思いながらも
次のセクションヘ。続いて千鳥を右に左にクリアーして旋回セクションヘ!左回
転・右回転・左回転・もう一度右回転と目が回りそうになりましたが、これでや
っとクネクネクルクルのセクションは終了。ようやくアクセルを開けていけるコ
ースまでたどり着きました。例えるなら渋滞の街中からいきなり大平原に出たよ
うなもんでしょうか。四輪用の広いクランクをリズミカルに抜けて一度外周へ出
ます。３０ｍ位の直線で目一杯の加速をしてＵターン!スピードが乗り過ぎて随
分大回りをしてしまいましたが気にせず次のS宇へ向かいます。最後に１０本以
上続くスラロームをバランスを崩しながらも適リ抜け、なんとか転ばずにゴール
しました。

お昼までに全員が1回目の計測を終え、青空の下楽しくお弁当タイムとなりまし
た。お昼休みにはコース攻略に話の弾む人あり、子供と遊んでリラックスしてる
人ありと、思い思いの時間を過ごし、お昼からのタイムアタックに備えます。そ
して午後からの2回目の計測では多くの人が果敢に攻め、タイムアップを果たし
たようです。(私はあまり変わりませんでしたが…)　今回の東海ジムカーナ第3
戦では夫婦での参加や子供と一緒にまるでピクニックにでも来たような感じの家
族ぐるみでの参加が目立ちました。とっても和やかでほのぼのとした大会でした。

今回で５回目となった豊橋はダイイチでのジムカーナ。毎回快く会場提供いただ
き、大変ありがとうございます。また、今回は豊橋市のホンダサービス松本さん
に、去年に引き続き賞品の提供をいただきました。ありがとうございました。

自分のぺ一スで1台づつ走るから注目度抜群のジムカーナ。スタート位置で光電
管の前に立った緊張感は一度味わったら病み付きになること間違い無し!さあ、
あなたも自慢の愛車でスタート位置に立ってみようよ。ピクニック気分で、ねっ!